薩摩の小京都と知られる【知覧武家屋敷庭園】の見所からバスのアクセス方法、無料駐車場の場所まで基本情報をまとめた記事の内容です。
もちろんランチからスイーツ情報もあり。
記事で分かる内容
知覧武家屋敷庭園の見所や基本情報
バスの詳しいアクセス方法
無料駐車場の詳しい場所
知覧武家屋敷周辺の観光スポット
ランチや休憩できる場所を紹介
知覧武家屋敷は薩摩の小京都とも呼ばれる貴重な武家屋敷や七庭園などが見学できる鹿児島を代表する観光地
あの大河ドラマ西郷どんのロケ地としても使われました。
今回は、そんな知覧武家屋敷を代表する七庭園を含めた、周辺の見所やお得な情報などをお届けしていきます。
是非、鹿児島を旅行する時の参考になればと思います。す。
武家屋敷に興味がある人
知覧までのアクセス方法を知りたい人
西郷どんの聖地巡礼をしたい人
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基本情報
- 知覧武家屋敷の説明
江戸時代、薩摩藩は領地を外城と呼ばれる102の地区に分け、地頭や領主の屋敷である御仮屋(おかりや)を中心に麓(ふもと)と呼ばれる武家集落を作り、鹿児島に武士団を結集させることなく分散して統治にあたらせました。知覧もその一つです。「知覧麓の武家屋敷群は、薩摩の麓の典型的な作例の一つで、折れ曲がった本馬場通りに沿って連なる石垣と生垣からなる景観にも優れ、我が国にとってその価値は高い。」として、昭和56年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されいます。また、同時に地区内の7つの庭園が「優れた意匠で構成されており、その手法は琉球等庭園と相通じるものがあり、庭園文化の伝播を知る上でも貴重な存在である。」として国の名勝に指定されました。指定された7つの庭園の中で森重堅邸庭園のみが池泉式で、ほかは全て枯山水式となっていて、今に残る枯山水の伝統美と時代の息吹を感じさせてくれます。
引用元:知覧武家屋敷 有限責任事業組合
管理会社 | 知覧武家屋敷庭園有限責任事業組合 |
電話番号 | 0993-58-7878 |
営業時間 | AM9:00~PM17:00 |
公式ホームページ |
知覧武家屋敷庭園の場所
入園料金と入園料取扱所
入園料金
大人(高校生以上) | 500円 |
小人(小・中学生) | 300円 |
大人(団体) | 400円 |
小人(団体) | 240円 |
※知覧武家屋敷庭園はチケットの代わりにパンフレットを見せる事で各庭園に入園する事が出来ます。
もし無くしてしまったら知覧武家屋敷庭園には入れなくなるので注意
入園料取扱所
A.辻商店 |
B.森商店 |
C.真茅商店 |
D.森庭園 |
E.川口茶舗 |
入園料取扱所
所要時間とマップ
武家屋敷庭園の見学時間は約1時間、距離は約700mほどになります。
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アクセス方法(バス&車)
バスのアクセス
鹿児島中央駅のバス停から乗り込みます
知覧行きのバスは【16番乗り場】に来ます
16番乗場
ここで知覧特攻平和会館の最寄りのバス停になる【特攻平和観音堂入口】と表示されているバスに乗車し
約1時間ほど山道を走って、武家屋敷庭園の最寄りのバス停になる
【武家屋敷入口バス停】に到着します。
ちなみに、知覧特攻平和会館から知覧武家屋敷庭園までバスで行くとしたら
特攻平和観音堂入口のバス停で乗車して、武家屋敷入口のバス停で降ると行く事ができます。
バスの運賃(鹿児島中央駅から)
大人 | 870円 |
小人(小学生以下) | 440円 |
バスの運賃(特攻平和観音堂から)
大人 | 160円 |
小人(小学生以下) | 80円 |
鹿児島中央駅バス乗り場
車のアクセス
複雑な道ではないのでカーナビやGoogleマップのナビ通りに行けば着きます。
しかし、山道を走るので慣れてない人は気を付けて下さい。
駐車場に関しては県道22号線の真っすぐした道沿いに有料駐車場があり、看板も出ているのですぐに分かります。
無料駐車場に関しても、この後詳しく説明しますが武家屋敷入口の城山橋を渡ってすぐの場所にありました。
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無料駐車場
無料駐車場は知覧武家屋敷入口から城山橋を渡ってすぐの
森重堅庭園に向かう途中にあります。
知覧武家屋敷入口の場所も入口付近に石碑や観光案内の地図が建ているので
すぐにわかります。
ちなみに、無料駐車場から知覧武家屋敷庭園まで歩いてすぐに行ける場所にあり、有料駐車場より便利な位置にありました。
しかし、観光地図には載ってないません(大人の事情で)
ここからは武家屋敷庭園を紹介していきます。
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知覧武家屋敷庭園を紹介
武家屋敷庭園の概要
母ヶ岳(標高517m)を借景として1700年代から1800年代初めに作られたとされる、7つの庭園が名勝指定されている。森氏庭園(池泉式庭園)を除く6庭園は、枯山水式庭園であり、琉球庭園に通ずる手法が用いられているという指摘もある
引用元:wikipedia
知覧武家屋敷庭園のマップ
知覧武家屋敷入口から城山橋を渡り向かうと、最初に訪れるのが
⑦の森重堅庭園になりあす。
地図に載っている番号とは逆からの紹介になりますが、実際に巡った順番で紹介したいのでご了承ください。
⑺森重堅庭園(もりしげみつていえん)
森重堅庭園の特徴は、曲線に富んだ池と奇岩怪石(きがんかいせき)を用いて山や半島を表現している庭園造りになります。
この庭園では、あの大河ドラマ(西郷どん)のロケ地として使われ
沢村一樹さん演じる赤山靱負(あかやまゆきえ)の屋敷として使われ
あの切腹するシーンとしても使われた場所にもなります。
他にも武家屋敷ならではの見どころが!!
殿様使用の玄関
写真を見てもらうと、森重邸の建物のには玄関が2つあります。
左側が普通の玄関、右側が殿様使用の玄関です。
これはよく訪れる殿様の為に当時の主人が造ったと言われています。
土蔵
土蔵(どぞう)は建物と同じ時期の寛保初年(1741年)に建てられた蔵です。
この蔵の特徴は、火事になると中の物を守るために屋根はすぐに取り外せるよう紐で固定されているだけだそうです!!
昔の人の知恵ですね
ちなみに、このような注意書きもあるので、皆さんは絶対に落書きはしないように(笑)
森重堅庭園は入園料を支払う事が出来る唯一の武家屋敷庭園です。
今回、そらでんはここでチケットを買って、武家屋敷庭園を巡りました。
入園料取扱所
チケット代わりにパンフレットを持っていることが料金を支払っている証になるので
無くさないように、無くしたら庭園に入れなくなるので、注意してください
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⑹佐多直忠庭園(さたなおただていえん)
佐多直忠庭園は1741年~1744年に造られた庭園だと伝えらており、借景として母ヶ岳(ははがたけ)を取り入れた造りになっています。
この3.5mの立石と枯滝の石組が借景の母ヶ岳と絶妙に合わって
水墨画をそのままに現した名園と言われています。
うまく写真は撮れませんでしたが、肉眼で見る庭園は素晴らしく
2月頃になると梅も咲いて違った庭園の姿を見る事が出来ます。
その他にも、門をくぐると屏風岩(びょうぶいわ)といわれる切石の目隠しの壁が現れます。
屏風岩
これは防衛を兼ねた武家屋敷の特徴的な造りの一つだそうです。
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⑸佐多民子庭園(さたたみこていえん)
佐多民子庭園は巨石奇岩を積み重ねる事で、山奥の自然の景色をうつしだし、手前にある石は開聞岳を表して造られた庭園です。
中央にある突き出た岩は仙人が手招きしているように見えるとのこと!
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⑷佐多美船庭園(さたみふねていえん)
佐多美船庭園は寛延4年(1751年)に造られたと伝わる、知覧庭園の中では最も豪華で広い庭園だそうです。
枯滝を作り周りの石で滝の流れを力ずよく表現した庭園になっています。
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⑶平山亮一庭園(ひらやまりょういちていえん)
石組がないイヌマキとサツキの大刈込みの庭園は、母ヶ岳(ははがたけ)の背景を取り入れ
シンプルとした借景園として名園の名をほしいままにしてます。
こちらの庭園は七庭園の中で唯一石組がない庭園でもあります。
個人的にオススメする見どころは
入口から見る庭園
まるで額縁から絵を見ているようで素晴らしい景色でした。
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⑵平山克己庭園(ひらやまかつみていえん)
平山克己庭園は母ヶ岳の優美な姿を取り入れた借景園
どこを切り取っても一つの庭園とた形を作り出し、調和と表現に優れた庭園と言われています。
ちなみに、イヌマキの生垣は母ヶ岳の山々と大陸を表現していて、庭園の石は大海原に浮かぶ無人島を表現しているそうです。
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⑴西郷恵一郎庭園(さいごうけいいちろうていえん)
西郷恵一郎庭園の隅にある石組は高い山を表現し
奥にある低く高く刈り込まれたイヌマキは遠くの山脈を表現しています。
また鶴亀の庭園ともいわれ、石組は鶴を表し・低い石は亀を表しているそうです。
西郷恵一郎庭園には他にも観光地ならではの西郷どんの顔はめパネルなどもありました。
以上が知覧武家屋敷庭園の見どころを含めた紹介でした。
勉強になった
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庭園以外の見どころ
知覧武家屋敷と言えば七庭園が有名ですが、それ以外にも見所があるので紹介していきます。
知覧武家屋敷の石垣の道
まず知覧武家屋敷に来ると最初に目にするのが
この石垣の道です。
この石垣と剪定された生垣が、ずーと奥まで続いているのは見応えがあり
まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚を体験できます。
西郷どんの撮影でもこの石垣の道は使われました。
看板のシーンの場所
場所は看板が立っているのですぐに分かります。
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知覧二ッ家
二ッ家の建物の中でも知覧だけに見られる知覧型二ッ家の造りをしています。
詳しい内容
建物の中
知覧型二ッ家は佐多美舟庭園から平山亮一庭園に行く途中にあります。
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旧高城家住宅
旧高城家住宅は明治以前に建てられた武家屋敷です。
こちらも知覧型二ッ家と同じ方法で造られています。
旧高城家住宅の説明
建物の中
旧高城住宅は森重堅庭園から佐多直忠庭園に行く途中にあります。
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石敢当
石敢当(せっかんとう)とは、屋敷内に魔物が入ってくるのを防ぐとされている魔除けの石です。
昔はT字路や三又路の突き当りの道によく設置されていたそうです。
最初に見た時は稽古跡地と石碑が立っていたので
激しい稽古でえぐれたんじゃないかと思っていました(あの少林寺映画の石の床がえぐれているみたいに)
次は知覧武家屋敷以外で、知覧町で見る事が出来る観光地を紹介していきます。
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矢び橋
武家屋敷から東の方に抜けて川沿いを歩いていると矢び橋があります。
この橋は南九州指定文化財であり、石橋が無造作な構造で大小2つの眼鏡になっている橋です。(うまく撮れてないですが)
嘉永5年頃に作られた橋ですが今も渡れます。
このように!!
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麓公園
麓公園(ふもとこうえん)は武家屋敷を西に抜けて特徴的な橋を渡ったったら
麓公園はあります。
ここは映画(俺は、君のためにこそ死にに行く)のロケ地にもなった場所でもあります。
近くには【ふもと横丁】という飲食が出来る場所もありました。
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富屋食堂
特攻隊の映画(ホタル)や(俺は、きみのためにこそ死ににいく)の食堂の女将さんのモデルになった鳥濱トメさんの富屋食堂を見学する事が出来ます。
開館時間と入館料
富屋食堂は中郡のバス停の道の向かい側ににあります。
ちなみに麓公園からもすぐに行けます。
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知覧町のランチとスイーツ
川口茶舗
知覧型二ッ家の隣にあり、ここでいっぷくセットを注文して休憩をすることができます。
いっぷくセット(300円)
注文したのは知覧茶と安納芋の羊羹(ようかん)のいっぷくセット(300円)で
美味しくいただきました。
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知覧農園
知覧農園は知覧茶を有機栽培している農家直売のお店になり
知覧茶を使ったソフトクリームやかき氷などを食べることができます。
知覧抹茶ソフトクリーム(300円)
今回は知覧抹茶ソフトクリームを食べました。
味は抹茶の粉がかかっていて抹茶の味が濃く
しかし、食べやすいあっさりとした美味しいソフトクリームでした。
ここでは知覧抹茶を無料で提供してくれます(夏場だったのでありがたかったです)
他にも知覧抹茶かき氷や、ほうじ茶かき氷など(400円)で食べることができます。
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そば茶屋 吹上庵
吹上庵は鹿児島のチェーン店で、ここでランチをいただきました。
注文したのはそばのセットです。(店員さんがおすすめと言うので)
このそばセットは、ボリュームがあり
あっさりとした味で美味しくいただくことができました。
ここは広い駐車場もあります。
以上が知覧のランチ&スイーツでした。
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宿泊予約サイト
個人で段取りして旅行がしたい人は、こちらの宿泊サイトがおすすめです。
じゃらんnet
個人的な感想ですが、国内の宿泊を最もお得に予約できる宿泊サイトは、このじゃらんnetじゃないでしょうか
お得な点として、100円使うごとにじゃらんポイントとPontaポイント合わせて2ポイント貯める事が出来ます。
さらに使い続けていたらランクが上がり、ポイント還元率も良くなります。
Booking.com
この予約サイトは、宿泊施設が一番載っている宿泊予約サイトになります。
特に国内の宿泊サイトが見つからない時に利用したり、海外旅行の宿泊を予約する時によく利用します。
お得な点として、よくセールしていたり利用する事でギフトをもらえたりします。
予約サイトによって値段が変わっている場合があるので。
ちなみに国内のおすすめ宿泊サイトはじゃらんnetになります。
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まとめ:知覧武家屋敷庭園の見所からバスのアクセス方法や無料駐車場の基本情報
知覧武家屋敷庭園は見事なまでの美しい日本庭園でした。
実際に訪れて見る価値あり
訪れる前に大河ドラマ西郷どんを見てから来ると一層楽しまめるんじゃないかと思います。
それとこちらの記事では西郷どんに関する観光地など紹介していますので、興味があれば是非!
では、今回はこの辺で!!
一人旅大好きそらでんでした(@WnyPTc6YDUJXVTz)
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